『村上邸』

 鳴門市の通りに面した場所に26坪ほどの住まいを建てました。人間が広さを感じる3間角という寸法を採用し、薪ストーブを中心に置いたプランとなっています。土佐漆喰の天井と壁、徳島の杉で床を仕上げています。無垢材は使えば使うほどに味わいが増していく特徴があります。初期コストはかかってしまいますが長く使うことでリフォームまでの年数を伸ばし、20〜30年で考えたとき適正なコストになるよう検討をしています。石油由来の素材はヤケや黄ばみで当初の美観が10〜15年程度で失われます。リフォームの回数を減らすことで価格の帳尻を合わせた格好です。

 敷地の中に母屋と村上邸が向かい合わせになるように建っていて、そのため、玄関という部屋を省略し、また廊下がないのが我が家の特徴です。スープの冷めない距離とはよく言ったもので休みの日は子供達が母屋を行ったり来たりしながら過ごしています。のびのびと過ごせる環境は子供達にとって良い原風景になってくれると感じてます。

 これからの新しいカタチ〜なんて発想はせず、私にとって、家族にとって愛着のある家であり続けることがコンセプトとなり、具体的なカタチになりました。

施工 /(株)松下店装

構造設計 / tooi一級建築士事務所 大池俊樹

村上邸
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