0、コストについて

一般的なイメージとして、設計事務所に頼むと費用が高くなるイメージがあるのではないでしょうか。それぞれのお客さまの要望や敷地と周辺状況によって予算組みが変化し、一概に高い、安いと言えないためご案内が難しい部分でもあります。

村上真設計事務所が提供する建築のコストバランスを大枠で把握していただければと思いまとめてみました。

1、工務店、ハウスメーカーと比べて

同じ価格帯の建築材料を使った場合

村上真建築設計事務所

​工務店

 ←2000万円 

村上真建築設計事務所

3000万円→

ハウスメーカー

村上真建築設計事務所

村上真建築設計事務所

弊所での平均的な工事価格は工務店とハウスメーカーの中間、ややハウスメーカーよりに位置しています。使う材料や構造の工法によって工務店よりになることも。ご予算と要望からコストバランスを検討しながら進めます。

 

ハウスメーカーや工務店では建物の見積もりの中に設計料を細かく割り入れます。設計事務所では設計料が提示されるため、把握こそできますが余分なお金がかかっているように見えます。ですが、どの企業も建築士免許を持って役所に建築許可を得ないといけません。また打ち合わせ図面を作成する人材も不可欠です。企業により金額の差はありますが、どこに依頼しても設計料はかかりますのでご留意ください。

 

設計事務所のメリット・デメリット

工務店と比べて

ハウスメーカーと比べて

村上真建築設計事務所

<設計事務所のメリットは安心感>

 設計事務所のメリットは設計者と現場監督が違う会社になることです。手抜き工事や手違いの放置がないよう抑止力が働きます。現場監督や職人の言いなりになることもありません。建築士はお客様の代弁者としての機能を持っています。

 また見積もりを設計士が精査できるため、高すぎる項目、打合せ内容と違う項目を指摘していきます。

 デザインに関しても、設計にかける時間が長くきめ細かな打ち合わせができ、たくさんのアイデアを設計に描いていきます。

<デメリット>

 工務店では設計作業を省略する分、価格に違いが出てきます。コストを抑えた工事を心得ている監督が多く、打ち合わせでは在庫品を薦めながらトータルコストを下げる工夫をします。コスト面では工務店に一日の長があります。

村上真建築設計事務所

<設計事務所のメリットは自由度>

 1つ目は材料の自由度です。ハウスメーカーは自社製品を使うことで利益を得るため、カタログにない材料を選ぶと費用が跳ね上がります。

 次にプランの自由度です。ハウスメーカーでは既成プランを多数もっていて敷地に当てこみ、アレンジを加えて提案をします。プランを変えるためには既成プランを選び直すことになり、別のところで要望を無視したものになってしまうため再提案が苦手です。「何回打ち合わせしてもプランが直らない」という声をよく聞きます。

 

<デメリット>

 設計事務所のデメリットは、経営規模が違うため保証に対する安心・安全の部分です。ただし、地元で長く頑張り続けている工務店を施工会社に選ぶことでデメリットは緩和されます。

 次に、全国で実績のあるプランや材料を採用するため、実物を確認する機会があることがハウスメーカーの良い部分です。

 

2、デザインに特化する工務店と比べて

村上真建築設計事務所

デザインに力をいれている工務店

=

村上真建築設計事務所

村上真建築設計事務所

それぞれの地域の工務店の中には建築士が所属していてデザインや性能に力をいれているところがあります。設計士と監督が同じ社内で連携をとりながらお客様のご要望を実現していくスタイルです。デザインに統一感があるのが特徴です。

設計事務所と価格を比べてみるとそれほど差はでていないように見受けられます。性能も同じく差がありません。安心感は工務店、デザインの追求は設計事務所がやや上と感じています。

建築の依頼を一本化して進めるか、設計事務所に好みの空間をつくりこんでもらうか。そこが大きな違いだと思います。

 

3、無垢材をふんだんに使った場合

村上真建築設計事務所

​工務店

 ←2000万円 

村上真建築設計事務所

3000万円→

ハウスメーカー

村上真建築設計事務所

村上真建築設計事務所

最後に無垢材や左官仕事を多く使いたい場合です。徳島杉や土佐漆喰、淡路島の瓦屋根など無垢材には時代を超えた魅力があります。

村上真建築設計事務所でもできるだけ多く無垢材を採用していただけるようご提案に盛り込んでいきます。ただし、ふんだんに使うとコストプッシュが発生します。ハウスメーカーの見積もりと同様の価格帯になることもあります。

弊所の考え方としては

1、長年使い続けると経年変化で味わい深くなるもの

2、メンテナンスが少なく済むもの

3、生涯のほどんど毎日を過ごす住まいを思いを込めて建てたい方

​20〜30年のあいだ、大きなメンテナンス費用がかからない材料を選ぶこと、経年変化が楽しめることなど無垢材は長く使えるメリットがあるので、リフォーム費用を追加した場合と同額程度になる想定をしつつ、建物の金額を見ながら、無垢材の範囲を一緒に決めていきます。ビニルクロスや化粧板などは10年程で黄ばみや剥離が目につくようになり、リフォームまで平均14年と言われてます。リフォームするにもエネルギーがいるので、コストバランスをとりながら20年以上先を検討したご提案をさせていただきます。

そして長い時間を過ごす住まいは人生にも影響がある、妥協したくないとお考えの方にオススメしています。