改修工事のご紹介です。
以前、クライアントの祖父母が住んでいた平家の建物をみんなが集まれる場所にリノベーションしていくお仕事でした。
写真を見返すと、よくここまで変わったなと改めて思いました。
解体前。「家中をキャンパスにしてお絵描きするイベント」の後なのであちこちに絵の具。
キッチンと天井を取り外し丸裸の状態。当初は天井はこのままのつもりでしたが、虫が多い土地柄とのことで閉じることに。奥のブロック壁がとても印象深かったのでそのまま使うことにしました。
工事がなかばまで出来たところ。空間が形成されていくさまが見て取れます。
完成。天井は2.1mと低くしています。反射した光が天井に跳ね返ってなんとも独特な印象をもったキッチンになりました。
最初の印象とはガラリと変わって素材感のある仕上がりに。ちなみに天井は石膏下地(左官)を使っているので光がスーと奥まで伸びていきます。
リフォームの仕事は解体してあらわになった素地を「使う」のか「隠す」のか、その選択を繰り返しながら自分の想像を超えていくのが楽しいですね。
どんどん挑戦していきたい。
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