悩ましい床の素材感
- murakamishin
- 2月17日
- 読了時間: 1分
建築に使える素材の種類って結構選択肢が狭いです。
例えばタイルの中から選んでってなれば数百種類の柄や色があるのですが、タイルかフローリングかモルタルかなど、素材のバリエーションになると各部位7、8種類ぐらいになってきます。
部屋の使われ方によってそれぞれの特徴を活かした選び方をするのですが画一的になりやすく頭を悩ませることもしばしば。そして誰も使ってない素材は目を引くのですが問題なく20年ぐらい使えるかを考えると踏み込んだ提案は限定的になります。
村上事務所の床は少しだけ冒険してみました。使用条件としては、
・土足
・キッチンがある
・クライアントが使う
・清掃は掃除機
普段だと土間一択だな?(色や仕上げはたくさん選択肢あります)ってなるのですが、ずっと憧れを感じていた杉板の黒塗りにしてみました。
土足ですぐに汚れたり凹みや傷がつくと思うのですが補修ペンでごまかしたらいいかなということで採用となりました。
いい感じにコントラストが映えていて世界観がでていると感じてます。
これを見たクライアントが私のところもよろしくって言ってくれたら結構嬉しいです。

よく見ると足跡が!猫かな。。
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